皆さん、こんにちは。
今回は新規インスリンが承認されたというニュースです。
以前、ランタスのバイオシミラーが部会(専門家の審査)を通過したニュースをご紹介しました。
本日、その新規インスリンが厚生労働省の承認を得ることが出来ました。
いの一番に製薬会社のMRさん(営業の方)がパンフレットを持って知らせに来てくだましたが、本当にうれしかったです。
なぜなら私が開業前に勤務していた製薬会社で直接開発を担当していたインスリンだからなんです。
自分の子供が生まれたくらいうれしいと行っても言い過ぎではないほどです。
インスリンを使用している患者さんにとって毎月のインスリン代は馬鹿になりません。
特に1型糖尿病の患者さんにとっては使用するインスリン量が非常に多くなることもありますので家計を圧迫する原因になってしまいます。
今回承認を得た”インスリングラルギン BS「リリー」”は持効型インスリンの代名詞でもあるランタスのバイオシミラーです。
薬価収載されるまで単価は不明ではありますが、おそらくランタスよりも3割ほど価格は抑えられるはずです。
患者さんの負担を少しでも軽減できる可能性があるという意味でもこのインスリンは要注目です。