やまさきファミリークリニック 院長ブログ

尼崎市のやまさきファミリークリニック – 内科・老年内科・糖尿病内科・小児科・アンチエイジング・渡航前ワクチン/英文診断書・治験

小児の流行性感染症 伝染性膿痂疹(とびひ)

こんにちは。

夏に流行る小児の病気シリーズ。
今日はとびひです。正式名称は伝染性膿痂疹と言ってなんだかおっかない名前ですね。

虫さされ、擦り傷、湿疹などから細菌感染(黄色ブドウ球菌やA群溶連菌)して、水疱やかさぶたを作る皮膚の病気です。
水疱の中は細菌で満たされていますので、これを掻き潰した手や浸出液の付いた衣服を介して他の部位へ飛び火のように広がります。

抗菌薬の入った軟膏を塗り、抗菌薬の内服も必要となります。
1日に何度かシャワーに入り、手をよく洗うのが大事です。
学校や幼稚園は患部が乾燥して固まるまではお休みしてください。

熱が出てきたり、顔や体が赤く腫れてきた場合はブドウ球菌性熱傷様皮膚症候群(SSSS)という入院して治療が必要な病気の可能性があります。
お子さんをよく観察してください。

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