こんにちは。
当院ではパーキンソン病の方に対し、グルタチオンの点滴を定期的に行うことで症状の緩和を目指しています。
ドパミン製剤を内服していた方が内服不要になったり、体が固くなる症状が抑えられたり、個人個人で症状は違えど治療効果を実感されている方が増えています。
先日、足の動きが悪いという方にグルタチオンに加え、ニコリン(シチコリン)500mgを点滴しました。
ニコリンは認知症治療で当院が取り組んでいるコウノメソッドでは欠かせないお薬です。もともとは脳卒中後の意識障害に使う薬ですが、レビー小体型認知症の治療に有効であることがコウノメソッドで報告されています。実はコウノメソッドのブログで歩行障害が点滴で改善されたことを報告されていたのでパーキンソンにも効くのではないか、と考えていたのです。
そして気になるパーキンソン病への効果ですが…、凄いの一言です。
すり足で来院した方が点滴終了後すぐにスキップできるようになりました!
コウノメソッド恐るべし、です。