皆さん、こんにちは。
本日、11月14日は何の日かご存知でしょうか?
TVやラジオで話題になることもあるのでご存じの方も多いと思いますが、世界糖尿病デーなんです。
今や国民病とまで言われるくらいに増加した糖尿病患者さん。2006年の国民健康・栄養調査で実に40歳以上の3人に1人が糖尿病または糖尿病予備軍である事実が発表され、私達は大いに驚きました。
世界でも糖尿病は大問題です。なんと2025年までに糖尿病患者数は1.7倍弱になると言われており、特にアジアでの糖尿病患者数が今後大幅に増えると予測されています。
このような状況を少しでも改善するために国際糖尿病連合(IDF)と世界保健機関(WHO)が共同で、11月14日を糖尿病啓発の日と定めました。
ではなぜ11月14日なのでしょうか?それはインスリン発見の立役者である、カナダ人ノーベル賞受賞者、フレデリック・バンティング医師の誕生日なのですね。今から90年以上も前の1921年にバンティング医師は当時まだ医学生であったベスト(後のトロント大学教授)とインスリンの抽出に成功します。その後インスリンが世界中の糖尿病患者さんを救ってきたのはご存知のとおりです。
糖尿病に団結して立ち向かう活動、United for Diabetesのシンボルといえばブルーサークルです。
本日日本各地で、いや世界中で街のシンボルが青くライトアップされます。
皆さんのお近くでも青く輝く建物があるかもしれませんね。もしそれを見たらちょっとだけ、糖尿病のことを考えてみてください。
近隣の関西労災病院もきれいなブルーサークルがありました!