やまさきファミリークリニック　院長ブログ

こんにちは。

糖尿病の患者さんからよく質問されることにインスリンをどうやって始めるか、というものがあります。

食事に気をつけ、できるだけ体を動かすようにし、きっちりお薬を飲んでいるにも関わらずヘモグロビンA1cが下がらない…
もうインスリンを使用するしか無いと言われてはいるものの、入院はできない…

そんな悩みを抱えていらっしゃる方が少なからずいらっしゃいます。

当院ではインスリンを外来で始めています。
もちろん、低血糖などの副作用がでない少量から開始します。

忙しくて入院はできないけれども血糖は下げたい、そんな方々のお手伝いをさせていただきます。

こんにちは。
院長多忙のため第3土曜日恒例の糖尿病教室は10月はお休みとなります。
申し訳ございませんがよろしくお願いします。

こんにちは。
9/17は第3土曜日恒例の糖尿病教室です。
今回からは時間が早くなり、午後1時からの開催です。
インスリン治療についてのお話をわかりやすくする予定です。
ふるってご参加ください。

こんにちは。昨日、嬉しいことがありましたので書かせていただきます。

1年半前からあるホルモンの病気を持つ患者さんを診ています。
その方はホルモンの値が高いためにどうしても体重が増えてしまいます。
当院にいらっしゃってから、それに対してお薬とダイエットを開始しました。

もともと122kgあった体重が、昨日始めて100kgを下回り、99.7kgになったのです！
100kg以下にすることが第一目標でしたので患者さんと一緒に喜んでしまいました。
ホルモン異常さえなければこんなに苦労はしなかったと思います。

ただやはり凄いのは患者さんが1年半ダイエットを続けたことですよね。
その方は長く続けるためにご自身で工夫されていました。

“今月は頑張ったから次の数週間は無理してダイエットをしない、でも体重は増えないようにだけ気をつける。”
いつもこうおっしゃっていました。
これは私達が生きていくうえでも大切な真理を表しているような気がします。

次の目標は80kgに設定しました。
きっと1年半後、皆さんに80kg到達のお知らせができることでしょう。

こんにちは。
機能性低血糖という病気をご存知でしょうか？
インスリンの分泌が遅れてしまうために食後に低血糖をきたしてしまう病態です。糖尿病ではないのですが、糖の吸収を遅くするお薬（ベイスン、セイブル、グルベスなど）を各食前に内服することで低血糖は起こさなくなります。

こう書くと単純なのですが、患者さんにとっては大変です。糖尿病ではないのでヘモグロビンA1cも正常ですし、なんとなくだるい、冷や汗をかく、手が震えるなどの症状しか決め手がありません。
低血糖であると気づかれないと心療内科に回され、抗うつ薬や向精神薬を処方され、余計体調を崩してしまいます。

当院でも何名か機能性低血糖の患者さんがいらっしゃいますが、当院で診断をつけるまで大変な経験をされていらっしゃいます。

現在はみなさん調子も良くなり笑顔で通院されていらっしゃいます。一人でもそうした患者さんの手助けができるよう、真摯に診療に臨みたいと思います。